注文住宅をどこの会社で建てるかを考える際の選択肢として、大きく分けて地域の工務店と広告を大々的に行い一般消費者に広く認知されているハウスメーカーがあります。ここでは、それぞれのメリットやデメリットを説明します。
地域の工務店 |
【メリット】
地域の工務店で注文住宅を建てる際のメリットはコストパフォーマンスになります。広告宣伝費など建物以外にかかる経費を極力抑えることで、リーズナブルに価値ある家作りが実現できると言えます。地域密着で営業している工務店であれば、問題が起こった際の対応も早く引渡後も安心して新居に住まうことができます。
【デメリット】
地域の工務店を選ぶ際のデメリットは会社によって提案力・技術力やお客様対応などがピンキリであるというリスクがあり、本当に良い工務店を見つけるのが難しいという点があげられます。
【地域の工務店一覧】
川西市に本社を置く注文住宅に対応できる工務店に関しては、「川西市の工務店/ハウスメーカー」をご参照ください。桐野建設、吉永建設、第一建設、坂井建築事務所など22社を掲載しています。
ハウスメーカー |
【メリット】
ハウスメーカーで注文住宅を建てる際のメリットは安心感です。ハウスメーカーは倒産の心配も少なく、提案力・技術力などピンキリの工務店に対して、どのハウスメーカーに依頼しても一定の水準以上の注文住宅を建築してもらえます。独自工法への開発にも余念がなく、業界最先端の技術力を持つ会社も存在します。
【デメリット】
ハウスメーカーを選ぶ際のデメリットは価格です。テレビCMや住宅展示場への出展に代表される広告宣伝費など建物以外にも膨大な経費をかけているため、工務店と比べると価格が高くなりがちです。
【ハウスメーカー一覧】
年間売上が1000億円を越える大手ハウスメーカーは、一条工務店、住友林業、パナソニックホームズ、タマホーム、ダイワハウス、積水ハウス、ヘーベルハウス、セキスイハイム、三井ホーム、ミサワホームの10社あり概ね日本全国で営業しています。2016年にはトヨタホームがミサワホームを買収・子会社化、更に2019年にはトヨタホームとパナソニックホームズが統合するなど業界再編の動きも進んでいます。
【坪単価推移】
次のグラフ/表はハウスメーカー毎に1棟当たりの平均単価を平均床面積で除することにより算出した坪単価になります。いかにハウスメーカーの坪単価が高く、いかに近年高額化してきているかが分かるでしょう。2020年にはハウスメーカー4社の坪単価が100万円を超えました。
こちらの金額は総費用に対する坪単価でありハウスメーカーが広告に使う本体価格の坪単価とは違う点には注意が必要です。総費用と本体価格に関しては「建築会社選びのポイント」はご参照ください。
出典:住宅産業新聞「大手住宅メーカーランキング」
ニーズ別 おススメの工務店
兵庫県川西市で注文住宅に対応できる工務店
及びハウスメーカー52社