平屋の家/平屋住宅

平屋とは

平屋は1階建ての家を指し、平屋建て/平屋住宅とも言います。階段を昇降することがなくなり主に洗濯において家事導線を短くすることが可能ですので、子育て世代やシニア世代をはじめ川西市で平屋を建てる方が増えています。また、階段など2階建てに必要な間取り部分が不要になるので、その分だけ2階建てより延床面積が小さくても十分な広さが確保できます。

川西市の注文住宅市場において2階建てが主流ですが、全国的には近年新築される建築物の総数に対する平屋の割合は徐々に増えてきています。十分な広さがある土地で注文住宅をお考えの方は平屋の家も一考する価値のある選択肢であると言えます。

【平屋割合の推移(全国)】

川西市　注文住宅　ハウスメーカー　平屋割合推移 — 出展：国土交通省「建築着工統計」

平屋の注意点

【広さ】

例えば、広さ100㎡で建ぺい率50%の土地に平屋を建てようとすると延床面積50㎡の平屋しか建てることができません。川西市では100㎡の土地に延床面積100㎡の2階建て住宅を建築することが多いことを考えると、コンパクトハウスを希望する人以外が平屋を建てる際にはまず注文住宅を建築しようとする土地の広さに注意すべきでしょう。

【費用】

2階建て住宅と比べて平屋は2階の床が不要になり壁の面積が減りますが、屋根と基礎・床の面積は増えます。一方で東京オリンピックや大坂万博に関連する建設ラッシュに伴い、基礎に必要なコンクリート代が高騰しています。平屋の建築代金は必ずしも安くはないため注文住宅を依頼する工務店やハウスメーカーと十分な打合せが必要です。

【採光】

新築に明るさを望む人が多くいますが1階の空間が広い平屋は窓から遠い部分が暗くなりがちです。建築基準法の採光基準は十分に窓が取れていれば問題なしとされるため実際の採光との相違もあります。2階建てに囲まれている等の土地に平屋を建てる際には、照明の配置に工夫したりトップライト(天窓)を設置するなどの工夫がおススメです。

【断熱】

平屋は屋根が大きくなるため、屋根から室内に伝わる熱が多くなります。また、現在の建築基準法では断熱材を設置しなくても違法に当たりません。寝室やプライベートスペースとして活用すべく平屋にロフトが良く見られますが、夏暑くてこんなはずじゃなかったという後悔をしないためにも断熱についてしっかりと検討すべきでしょう。

施工事例